モヤモヤをぶっとばせ!

33歳、既婚 子ども1人。会社を1年でクビになり、巻き返しを狙います!この世はなんて生きにくい。この苦しみから脱出したい!

7人の呪われた女戦士たち

 中世ヨーロッパ。とある地方を支配していた一族がいた。民衆は一族に虐げられ、貧しい生活を送っていた。昔は時々反乱もあったが、近頃はみんな諦めムードであった。
 しかし、7人の若者が立ち上がり、徐々に一族の信頼も得ながら、一族の長に近づくいていく。そして、ついには一族の長の寝込みを襲うことに成功した。だが、7人はそこでなぜ一族が長年支配し続けているのかを知ることになる。その一族は特殊能力を有していたのだ。
 一族の長の特殊能力により、7人の屈強な若者たちは、一瞬にして女にされ、娼婦として村に解放された。記憶も消されていた。
 女性になった7人は各々の人生を歩んでいく。お金持ちと結婚して姫となる者、平和な家庭を築く者、盗賊になる者など。ただ、7人のうちの1人であった主人公は女になったものの、過去の記憶が残っていた。
 主人公は実は子供の頃から女性に憧れていた。それは主人公の姉たちの存在も影響していたかもしれな。しかし、世は男尊女卑が当たり前の時代。女性に憧れているとは口に決してできなかった。
 主人公が記憶が残ったまま女性になったのはそうした嗜好が影響していたのかもしれない。主人公は女性としての人生を楽しみ、徐々に一族への抵抗意欲は消えていく。
 しかし、女性となった元仲間の一人は一族や村の男たちから暴行されてこの世を去った。
 それを知った主人公は立ち上がることを決意する。昔の仲間を探し、記憶を呼び戻しながら、一族へと再び近づいていく。

 

続く。